社員はすでに知っていた!【中小企業のブランディングの必要性とは?】

ブランディングは大企業の特権だと思っていませんか?

もし、集客や営業をする時に、もっとスムーズに行く方法があれば良いのに……とお思いの中小企業オーナーがおられたら、ぜひブランディングに力を入れてみてください。
ブランディングとは、自社がどのような会社であるのかを外部にアピールし、それを狙い通り認知してもらうことです。

今回は、一般の中小企業会社員の方々にご協力いただいたアンケート結果を見ながら、ブランディングの重要性と、ブランディングの手法について考えます。

この記事のアンケートは以下のように実施しました。
・目的:ブランディングに対する意識調査・対象:従業員30人以上の中小企業に勤める会社員80名・期間:2023年5月15日~5月31日・手法:インターネットリサーチ・実施者:Duo Partner Design合同会社*このアンケート結果の著作権は弊社に帰属します

目次

中小企業の社員の半数は自社の魅力が十分に伝わっていないと感じている!

先ごろ弊社DuoPartnerDesign(以後DPD)は、社員数30名以上の中小企業にお勤めの会社員の方80名に対し、ブランディングに関するアンケートを実施しました。その結果からは、中小企業のブランディングへの取り組みの実態や課題、社員から見たブランディングの必要性など、さまざまな実態が見えてきました。

たとえば、こんなアンケート結果があります。

アンケート対象者の半数に近い人が、「うちの会社はブランディングに注力している」と答えた一方で、「ブランディングに注力していない」「しているがうまくいっていない」と答えた人も4割以上いることがわかりました。

そして、「うちの会社はブランディングを頑張っている」と感じている社員さんの数と合致するかのような次の調査結果もご覧ください。

Q1で「自社はブランディングに注力している」と答えた会社員の割合と、「会社の良さが適切に外部に伝わっている」と感じている会社員の割合はほぼ一致していますが、これは偶然なのでしょうか。

次章でも引き続きアンケート結果を見ながら、会社員が思うブランディング像について考えます。

「ブランド力のある会社は営業がうまくいきやすい」と答えた会社員は95%!

前章では、中小企業にお勤めの会社員の方々の半数ほどが「自社はブランディングに力を入れている」と考えている実態をご紹介しました。一方で、ブランディングをしていなかったり自社の良さが外にうまく伝わっていないと感じている会社員も半数近く存在する現状も見ていただきました。

DPDが行ったアンケートでは、「自分が勤めている会社は外部に良さを伝えきれていない」と答えた会社員に向け、【あなたの会社には「もっと世間に広くアピールすればイメージアップに繋がるのにもったいない」と思えるような点がありますか】という、さらに踏み込んだ質問をしてみました。

この質問に対し「ある」と答えた30%の方々からは、「うちの会社は、もっとこんなふうにして世間にアピールした方がいい!」という、以下のような貴重な意見が寄せられましたので、ぜひご覧ください。

Q あなたの会社について「もっと世間に広くアピールすればイメージアップに繋がるのにもったいない」と思う点は何ですか?
BtoCサービスも行っているのにBtoBばかりをアピールしていてもったいない
品質向上に向け取り組んでいるのにアピールしていない
テレビCMや電車広告などを使えばいいのに使わない
20代までの若年層へのアプローチをしていない
主力分野以外の事業もPRすればいいのにしていない
誇れる実績があるのに外に向けてアピールしない
独自の視点で製品開発を行っているが、それを広く世間に知らしめていない
専門知識豊富でモチベーションの高い社員が多いのに知られていない
当社が交通インフラを支えている”縁の下の力持ち”であることが知られていない
社会の役に立つ事業を行っているのに人材不足で業務にのみ時間を取られ広報していない
YouTubeを使っているが、正直内容がかたくて面白くない
親会社が有名企業
会社にある庭園が素敵であることを知らせたい
ターゲットと広告手法がズレているように思う。動画よりも新聞広告などの方が良い。
商品評価がせっかく良好なのに認知度を高める努力が足りない
障害者の方の採用に昔から注力しているので、もう少しそのことを外に訴えても良い
良い製品をつくっているのに営業が弱い
真面目な良い社員が多いことをアピールしたい
建築基礎に関する製造業という派手さがない業種なせいか一般の方に認知されていない
働き方がユニークで就業規則も独自的という職場環境そのものを広く知らしめたら良い

上記は、会社員の方々の自社への思いが伝わってくる、たいへん興味深い調査結果となりました。ブランディングやイメージ戦略は、経営者や限られた部署が考えているという企業もあるでしょうが、広報・宣伝の方針やアイデアなどについては、広くさまざまな社員さんの意見を聞いてみるのも良いのではないでしょうか。

84%が「好きキャラとコラボしている製品をつい買ってしまう」と回答

今回のアンケートでわかったのは、「ブランド力のある会社の方が営業や集客はうまくいきやすい」と考えている会社員が大変多いという事実です。次の質問とそれに対する回答をご覧ください。

ブランド力をつけた方が営業にも集客にも好影響を与えられるのなら、注力しない手はありません。

とはいえ、ブランディングにはどのような取り組みがあるのでしょうか?この点についても、中小企業にお勤めの会社員80名に対し、次のような質問を投げかけてみました。

ブランディングを成功させるには、広報活動やイメージ戦略が重要という考えを持っている人が多い現状が伺えます。そこで弊社は会社員の皆さんに対し、広報やイメージ戦略にまつわる、こんな質問も向けてみました。

確かに、イメージ戦略によるブランド力強化には、自社のイメージを投影できるキャラクター利用が効果的といえます。キャラクターの力が、ユーザーの購買の動機となることもあるためです。以下の調査結果からは、そのことの裏付けが見て取れます。

「起用したキャラクターのイメージが自社製品・サービスのイメージを強化できる」と考える会社員も多数いることがわかりました。次のアンケート結果をご覧ください。

ブランディングとは、会社そのものや、会社が取り扱う製品・サービスのイメージを「狙った方向」に育てることに他なりません。そういう意味でも、キャラクター利用はたいへん理にかなった方法なのです。好感度の高いタレントや、商品に持たせたいイメージを持つキャラクターが重宝される理由も、納得できるというものですよね。

キャラクターを味方につけたブランディング手法のメリット

中小企業会社員の皆様にご協力を仰いだブランディングに関するアンケート調査の結果はいかがでしたか?なかなか見応えのある統計やご意見を見ることができたのではないでしょうか?

中小企業は、インパクトのある新聞・雑誌広告を1回使うために巨額の広告費用を捻出するよりも、アニメなどのキャラクターをブランディングに活用する方がコスパ面でも、活用方法の幅広さからいってもおすすめです。

アニメなどのキャラクターは、もともとストーリーを彩るために性格や役回りなどが明確になったものが多く、イメージ戦略に活用するのにうってつけ。また、大好きなキャラクターに自社を応援してもらうことで社内が活性化され、モチベーションアップにも繋がります。

このように、メリットの多いキャラクター利用は、中小企業がブランディングを進める際の大きな味方になります。キャラクターブランディングは導入知識がない場合でも外部サポートによって気軽に取り入れることが可能です。詳しくはこちらをご覧ください。

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まとめ:中小企業こそ工夫を凝らしたブランディングで他社との差別化が必要

中小企業は、大企業にはなかなかできない創造的な製品開発や細やかなサービスなど、独自のセールスポイントがあります。また、製品・サービスだけでなく、会社のあり方・働き方のユニークさがブランディング効果を発揮する場合もあるでしょう。

さらに、アニメなどのキャラクターを利用して競合他社との明確な差別化を図ったり、製品やサービスの強いイメージづけを行ったりすることも、ブランディングの手法として大変おすすめです。

弊社DPDはキャラクターブランディングをはじめ、それぞれの企業様に合ったブランディングを見極め、伴走支援するWebコンサルです。デザイン周りや企画・プランニングなども幅広くサポートできる実務型コンサルなので、ブランド力をつけて業績に繋げたいとお考えの中小企業様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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